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食品品質管理セミナーに行ってきました

勉強をする手
勉強をする手

これからの食品管理

食品管理は、命に係わる事です。
何よりも優先すべき事柄だと認識していますが、中国の期限切れ鶏肉事件や、日本各地で行われている食品偽装など、私には到底信じられない状況が日常化しています。
食品衛生管理者は、何か問題があると、食品衛生法第48条の規定により罰せられます。

かまぼこを製造したり、魚肉の加工を行う営業者は、その製造、加工を衛生的に管理させるために、工場や施設ごとに、専任の食品衛生管理者を置かなければならないこととなっています。
食品衛生法施行令第13条では、「全粉乳」、「加糖粉乳」、「調製粉乳」、「食肉製品」、「魚肉ハム」、「魚肉ソーセージ」、「放射線照射食品」、「食用油脂」、「マーガリン」、「ショートニング」、「添加物」などを加工、製造する工場などでは、食品衛生管理者が必要になります。

私の工場には、食品衛生管理者が複数在籍しています。
私は資格を所有していないのですが、いつか取得しようと勉強を始めています。
専門知識は必要な資格ですので、資格をもっていない人にとっては、ブラックボックスが沢山あります。

しかし、私は、工場長の立場的に、知らぬ存ぜぬは通用しないと思っています。
年に一度行われる、同業種の会合で、その議題になった時に、食品品質管理セミナーというものがある事を知りました。
より実践的に必要な知識を勉強する事ができると好評でしたので、先週の土曜日に参加してきました。

食品品質管理セミナーに行ってきました

先週の土曜日に、東京の秋葉原のイベントスペースで行われた食品品質管理セミナーに参加してきました。
休憩を入れて7時間の長丁場のセミナーでしたが、とてもためになりました。

「表示入門コース」では、入門編として、食品表示に関わる法令や表示方法について分かりやすく解説してくれました。
普段、何げなく確認している食品表示も、改めて教えて頂くと、とてもわかりやすく、このような説明の仕方をすれば、新入社員にも伝わりやすいなと思いました。

「実務者の表示実践コース」では、演習や実習を交え、表示の作成からチェックまで実践的なスキルを身につけることができました。
先ほどよりも、より実践的な内容になっていましたが、とても丁寧に教えてくれたので、わかりやすかったです。

「製造現場で使える 品質管理入門コース」では、
製造現場で必要とされる品質管理の知識をつけるために、実例を紹介して頂きながら、しっかり学ぶことができました。
解説してくれた実例が、ちょうど食品加工だったので、そのまま今の会社に応用できます。

「工場点検入門コース」では、工場点検のポイントを学ぶことができました。こちらも豊富な実例を順序良く演習しながら解説してくれたので、わかりやすかったです。
点検結果の報告方法についても併せて学ぶことができましたので、とてもためになりました。

「実例を踏まえたマニュアル作成コース」
食品工場において、整備すべきルールや作業マニュアルを、より簡単に、より詳しく作成する基礎や、ポイントを実習により学ぶことができました。
わかりやすいマニュアルがあれば、教える側のコストも、教えられる側のコストも大幅に減らす事が出来ます。

今回、参加したセミナーは、本当にためになりました。
徐々に改善して行きながら、今回のセミナーで学んだ事を、工場のみんなにシェアして行こうと思いました。

いろいろなセミナーに参加すること

私が参加した、品質管理セミナー以外にも、おすすめのセミナーは沢山あります。
教育研修として実施しているものですが、それを通して管理技術などをサポートしてくれるというものです。
いろいろなコースが設定されていて、幅広い層の方が参加しているものなので、誰でも気軽に参加できるのが嬉しいところ。
また時間が無いという方に向けて、通信講座も実施しています。

他にもいくつか行っていますが、どれも参考になるものばかりでした。
興味のある方、時間に少しでも余裕のある方は、内容を吟味して是非参加してみてください。

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