当工場での品質・安全管理

当工場における品質と安全管理について

当工場では、同じ業種の中でも、品質管理に自信を持っております。
最近では、物価が下がり、どうしても安く、早く、大量生産の薄利多売がメインになっておりますが、食品を加工するという事は、人の健康にかかわる問題です。
もし、体力の少ない小さなお子様が口にしたものが、しっかり製品管理されていない状態のものだとしたら、命を失ってしまう可能性だってあります。
命を扱うという意味では、お医者さんと同じくらいの責任のある仕事だと思っております。

よく、工場などでは効率化という言葉を耳にします。
いかに効率よく、いかにロスを少なく商品を生産できるかによって、生産性に大きな差がでてしまいます。
しかし、昨今の食品偽装問題や、中国での期限切れ鶏肉事件の場合には、効率化を焦るあまり、安全性を犠牲にしてしまったと思います。

大事なのは、生産性は品質や安全性の犠牲になってはいけないということ。
そして、この両者は別のベクトルで考えなければいけないということです。
生産と安全性や品質は平行ではなく、安全性という大きな建物の中で、安心して生産しているイメージになります。

生産性を上げるあまり、安全性をおろそかにしてしまうと、建物に守られていない部分から、問題が起きてしまいます。
その際、犠牲になってしまうのが、商品を買って下さるお客様の健康状態になってしまうのです。

安全性を保ちつつ効率を上げるには

生産性を上げるとどうしても安全面での確認を怠りがちになってしまうのではないかと考えられます。
しかしもちろん、この二つは決して両立できないものではありません。

安全性と生産性を上げていく方法は、決して裏ワザを使うようなことではありません。
最初にチャレンジして頂きたいのが「HACCPの認証」を取得する事だと私は考えます。

HACCPとは、Hazard Analysis Critical Control Pointの頭文字を繋げたものになります。
HACCPでは、食品の製造や加工における工程など、食品加工を行うにあたって、すべての段階で考えられる微生物汚染等のリスクや危害を事前に分析します。
そして、食品の製造や、加工の工程のどの段階で、どのような対策をすれば、今よりも安全な製品を作ることができるのかという、重要管理点を決定します。
その決めた内容を、連続的に、工場の担当者やみんなで、常に緊張感を持って監視することによって、製品の安全性を確保する衛生管理方法のことを指します。
より詳しくしりたい方は、下記サイトをご覧ください。
>>HACCP(ハサップ)について

当然、生産以外の部分に人員を割く事になるので、効率的とは言えないかもしれませんが、これまでの検査や衛生管理と比べて、効果的に問題が出るのを未然に防ぐ事ができます。
また、問題の出た商品を出荷前にチェックできたり、もし問題が出てしまったとしても、段階ごとにチェックをしているので、どの段階で問題が出たかがすぐにわかるという点からも、とても便利なものであることがわかります。
いざ問題が出た時に、すべて最初から原因を追及していたら、時間もかかりますし、ひとつひとつでチェック項目があるという事は、従業員一人一人がしっかり責任を持って作業できる環境を整える事になります。

私たちの工場では、最初はとても苦労しました。
HACCPありきの方針になってからは、非常にスムーズに仕事が進むようになり、ミスも格段に減らす事が出来るようになりました。