ユニークな味わいでおいしく食べられるちくわとカブの煮物
かぶはいろいろな調理法がありますが、煮物にして食べると、その優しい味わいが魅力となって、独特の良さを与えてくれます。
この「ちくわとカブの煮物」は中でもちくわの旨味をカブの優しい味わいが合わさって、ユニークな味に仕上がるのが特徴です。
柚子胡椒を使うことによって、刺激的な料理になりますので、忘れられない一皿となります。
「ちくわとカブの煮物」のために用意したい材料は次の通りです。
カブ(小さめのものでOK) 2個
塩少々
ちくわ 2本
だし汁 200ml
<煮汁用の調味料>
酒 大さじ2
みりん 小さじ2
砂糖 小さじ1
薄口しょうゆ 小さじ2
サラダ油 大さじ1/2
柚子胡椒 適量
煮え具合を確かめながらほど良い食感に仕上げる
まず、カブの下ごしらえから始めることにします。
カブの葉の部分を落として、実の部分は皮をむいたのち4等分します。
葉の部分は、硬い芯があるようなら取り除き、塩を入れたお湯でゆでてから水洗いして、4センチほどの長さに切りそろえておきます。
ちくわは食べやすい好みの大きさにカットします。
縦に割ってから、斜めに切ると見栄えも良く食べやすいサイズになります。
カブは、まず熱した鍋にサラダ油を入れた後そこに入れて軽く炒めます。
その後、そこにちくわとだし汁を入れて、他の調味料を足していきます。
弱火にして落し蓋をした状態で10分くらい煮ていきます。
煮え具合を見るために、カブに竹串を刺して、すっと通るくらいになったらOKです。
仕上げの段階で、カブの葉を入れて温める程度にします。
きれいに皿にカブとその葉を盛り付け、脇に柚子胡椒を添えたら完成です。
柚子胡椒の風味で味が引き締まる
この「ちくわとカブの煮物」は、とてもシンプルな料理で、カブの甘い優しい味とちくわの旨味で煮ているだけですので、本来はとても穏やかな味わいです。
しかし、柚子胡椒をつけて食べることで、味が引き締まってとても刺激的な料理となっています。
柚子の香りと青唐辛子の辛みが不思議とカブの甘み、ちくわの旨味と合わさって、何とも言えない特徴的な一皿となっています。
いつもの煮物のイメージを柚子胡椒一つで見事に変えてくれる、秀逸な料理ですので一度は試してみると良いでしょう。
食欲をそそる料理ですので、ご飯のおかずとしてとても優れていて、たくさんお代わりをすることができます。
材料を増やして簡単にたくさん作ることができますので、大きな家族でも満足できる料理となります。
サラダ油で一度カブを炒めたり、ちくわの旨味がカブに染み込んでいたりと、コクのある味に仕上がっていますので、子供も好きになる味でみんなで楽しめるのが魅力です。
ちくわやカブを使った煮物料理はたくさんありますが、この二つをマッチングさせた料理というのはそれほど多くないので、意外な組み合わせに驚かれるでしょう。
引用サイト>>カブの煮物