「武田の笹かまぼこ」の武ささの特徴とは？
宮城県のお取り寄せグルメと言えば笹かまぼこが有名です。
宮城県は南北にわたってずっと良質の魚が獲れる漁港がありますので、その近くに水産加工工場がたくさんあります。
それだけに、笹かまを始めとする練り物の一大産地であり、たくさんの種類が作られています。
また、積極的に新しいアイディアや技術を使って、今までにない味わいや形、食感を作り出すことにも取り組んでいるところです。
そんな中でご紹介したいのが、「武田の笹かまぼこ」の武ささです。
もちろん笹かまぼこで有名なお店はたくさんあって、どれもおいしいのですが、塩釜市にあるこの武田の笹かまぼこは老舗でありながら、常に新しい味にチャレンジしてきたお店なので特にピックアップしたいと思います。
武田の笹かまぼこはいろいろなバリエーションがあるのですが、武ささは定番とも言えるオーソドックスな笹かまです。
ふっくらとした食感と魚の豊かな香りが特徴となっていて、一枚でもたっぷりの満足感を楽しめる笹かまとなっています。
「武田の笹かまぼこ」の武ささのこだわりと美味しさの秘密
「武田の笹かまぼこ」の武ささの美味しさの秘密は、まず原料の選定にあります。
白身魚の中でもスケトウダラを使っているのですが、最高級の身を選んで使っているため、生臭さがなくリッチな香りが出ています。
そして、このスケトウダラの性質をしっかりと引き出すために、石臼製法を採用しています。
昔ながらの練り方で、身の繊維が崩れないのがメリットです。
そのため、しっかりとした弾力がありながらも、自然な柔らかさも同居しています。
石臼製法は効率という面では不利で、通常の練り器よりも作業がだいぶ遅くなってしまいます。
しかし、身に余計な熱が加わらないことや、上記のように繊維を活かせるといった良さがあり、武田の笹かまぼこが効率よりも品質を重視していることが良く分かります。
また、この「武田の笹かまぼこ」の武ささを一口食べると、なんとも言えない香りが口の中に広がるのが分かるかと思います。
これは、魚自体の味だけでなく、調味料に秘密があります。
武田の笹かまぼこがある塩釜市は、実は日本酒の蔵が多く建っていて東北の中でも有数の日本酒ブランドが多いところです。
その塩釜の地酒をすり身の中に練り込んでいるので、高貴で豊かな香りが広がっていくのです。
地元の味を大事にしているからこそできる味で、他では決して味わえない素晴らしさがあります。
パッケージも爽やかでおしゃれな作りとなっています。
もともと笹かまはプレゼント用にも人気がある品ですので、こだわりが強いこの武ささを大事な人に贈るのも良いでしょう。