「矢次蒲鉾店」の萩甚吉の特徴
「矢次蒲鉾店」は山口県萩市にある老舗の蒲鉾店です。
瀬戸内海や日本海からの新鮮な魚介類を使った品が有名で、高品質でこだわりが見られる蒲鉾はお取り寄せグルメでの人気のシリーズとなっています。
たくさんの商品バリエーションがありますが、そのなかでも「萩甚吉」はおすすめの一品です。
その特徴は、新鮮なエソの身だけを使っているという点にあります。
かまぼこの材料としては白身魚が多いですが、いろいろな種類の白身魚が使用されます。
また、一つの魚だけでなく複数の異なる魚をブレンドして作ることが多いです。
しかし、「矢次蒲鉾店」の萩甚吉は、かまぼこ材料としては最高峰とされるエソを使い、しかも他の魚は使わず単一材料としているのです。
エソは価格が高いですし、上手に練り物にするには技術がいります。
そのため、あまりエソだけでかまぼこをしている商品は多くありません。
「矢次蒲鉾店」は最高品質のかまぼこを作るため、原料の選定を妥協していないのです。
また、老舗ならではの技術とノウハウを生かして、美しく食感豊かなかまぼこを作ることに成功しています。
「矢次蒲鉾店」の萩甚吉のこだわりとその美味しさ
「矢次蒲鉾店」の萩甚吉の美味しさの秘密は、まず上記にあるような新鮮なエソだけを使っていることにあります。
それに加えて、焼き抜きという伝統的な技法を使っているのも老舗ならではのこだわりです。
40分程度決まった温度で焼き上げるのですが、その温度管理がとても難しく職人の勘がなければできません。
この焼き抜きによってできたかまぼこは、表面にこまかなシワが入っていて、独特の食感を味わうことができます。
また、「矢次蒲鉾店」ではかまぼこ板にもこだわっています。
保湿効果を持つ板を選び、適度にかまぼこから出る水分を吸い込んだり乾燥を防いだりしてくれます。
「矢次蒲鉾店」の萩甚吉は、優しく素材の味が生きるかまぼこです。
最高級の素材を使っていますので、その繊細な味わいを壊さないように化学調味料は一切添加していません。
ナチュラルで優しい味となっていますので、どなたも喜ぶ旨みのあるかまぼこに仕上がっています。
さらに、「矢次蒲鉾店」の萩甚吉を食べると分かるのですが、ソフトで心地よい食感が病みつきになります。
市販されているかまぼこの多くは、弾力を出すために添加剤を使っています。
しかし、「矢次蒲鉾店」の萩甚吉では弾力強制材は無添加ですので、これだけのソフトな噛み心地が生まれているのです。
新鮮で身がしっかりとした魚だけを使っているからこそできる調理法で、不自然な食感がなく他のかまぼことの違いを実感できるでしょう。
味の素晴らしさと共に、魅力的な食感にも注目していただいてみましょう。