かまぼこ白銀の特徴
名前の通り、雪のように純白で美しいかまぼこ、それが杉本利兵衛本店の「白銀(はくぎん)」です。
白銀という名前は、昭和11年時の外務大臣であった松岡洋右氏が杉本利兵衛本店に立ち寄った際、色つやと味をいたく気に入って名付けたものです。
白銀は創業当時からの杉本利兵衛本店の人気商品で、屋号としても「白銀本舗」を使用しています。
上質なタラときんときを贅沢に使用し、他店の追随を許さないぷりぷりした歯ごたえは政界の有名人や著名人からも広く愛されているばかりではなく「宮内庁御用達」の栄誉も受けています。
白銀は山口県の伝統製法である「焼き抜き」で丹念に焼き上げられており、何も手を加えなくてもそのままで十分に美味しく食べることができます。
地元の山口県防府市では、「かまぼこ」といえば白銀を指すほどポピュラーな一品です。
白銀の美味しさをとことん追求したいのであれば白銀5本入りセット(税抜き3,150円)がおすすめです。
粋な組み合わせのかまぼこセットを探しているのなら白銀3本に無着色の辛子明太子100gのセット(税抜き2,950円)、あるいは白銀4本+あわびうに漬60gのセットなどもおすすめです。
杉本利兵衛本店のこだわり
かまぼこは地方によって使用される素材の魚や材料、焼き方に違いがあります。
杉本利兵衛本店のかまぼこは山口県に独特の製法「焼き抜き」で作られており、焼き色は付けずに白く仕上げるのが特徴です。
風味や食感を大切にしながら2段階の火入れを行うだけではなくて、ラップ包装後にも再加熱をして殺菌をしていますので安心です。
かまぼこ作りでは温度管理が非常に大切で、杉本利兵衛本店では再加熱された白銀を冷却機の中でゆっくりと冷やしていきます。
この過程によって白銀独特の歯ごたえが形成されるわけです。
完全に冷えた白銀は、X線検査機器と人の目によって異物の混入がないかどうか厳重にチェックされ、外装包装・梱包されます。
杉本利兵衛本店の美味しさ
杉本利兵衛本店のロングセラー商品、白銀の主な原料はキントキダイとスケソウダラです。
キントキダイは特に味のいい魚として定評があり、熱を加えても身が縮まず柔らかいままなのが特徴です。
一方のスケソウダラはクセのない風味が特徴で、キントキダイと同じように熱を通しても身が硬く締まらないためかまぼこには最適です。
白銀の歯ごたえはぷりぷりというよりも「コリコリ」と称する人が多く、自宅で美味しいものが食べたい人にはぴったりの食べ物となっています。
杉本利兵衛本店では、白銀以外にもケーシング詰かまぼこ「秋芳」や鶏卵と木くらげの入った厚焼きかまぼこ「きみの幸」などを扱っています。