Site Loading

小田原かまぼこの特徴

かまぼこは日本で昔から親しまれている食品の一つですが、かまぼこの起源は非常に古く、3世紀頃に神功皇后(じんぐうこうごう)が三韓征伐の際に魚の身をすりつぶして鉾の先に付けて焼いたものが始まりだったといわれています。
以来、魚が豊富にとれる日本では各地でかまぼこが製造されてきており、中でも小田原かまぼこは地域団体商標に登録されています。

神奈川県小田原市地域では明治時代から小田原のかまぼこを特産物として取りまとめる同業者の組織がありますが、現在の組合員は13社となっています。
その中でも特に消費者の間で人気の高い「鈴廣かまぼこ」は、1865年(慶応元年)に創業された老舗の蒲鉾屋として人気を呼んでいます。

鈴廣の起源は慶応元年から85年ほど遡った天明年間に始まっており、当時は「やまきゅうぼし」という商標で魚商を営んでいました。
1996年には同社の運営するかまぼこ博物館がオープンし、2007年には鈴廣かまぼこの里がオープンするなど、単なるかまぼこの製造・販売にとどまらない活動が鈴廣の特徴となっています。

小田原かまぼこのこだわり

かまぼこは生産される地域によって特色がありますが、小田原かまぼこはシログチやオキギスなどといった弾力性に富んだなめらかな魚を使用しているのが特徴です。
小田原かまぼこはまた、食感がしなやかで表面が艶やかなため、子どもからお年寄りまで広く楽しめるというメリットがあります。

お正月に好んで食べられる伊達巻にしても、小田原伊達巻は東京の伊達巻に比べるとジューシーだという特徴があります。
みりんもたっぷりと使用されており、魚の香りも強いので、卵が多くてカステラのような風味の東京伊達巻に比較するとかなり風味が違うのが小田原伊達巻です。

小田原かまぼこの美味しさ

老舗鈴廣では素材の新鮮さを活かしたかまぼこづくりに心を砕いていますから、実際に試してみれば「他のかまぼことは違う」ということを実感するはずです。
特に超特選かまぼこ「古今」シリーズには厳選された素材が使用されていますので、かまぼこ本来の美味しさを味わいたい人はぜひ試してみることをおすすめします。

「古今」は全国蒲鉾品評会の最優秀賞である農林水産大臣賞を平成27年と28年の2年連続で受賞しています。
かまぼこの原料としては最高級であるグチと相模湾でとれる貴重なオキギスを贅沢に使用した古今は、かまぼこ本来の味を楽しみたい人には最適です。

小田原かまぼこに古くから使用されてきたオキギスに惹かれて江戸日本橋の魚河岸から小田原に移り住んでくるかまぼこ職人も多かったと言われるほどの逸品を、鈴廣では手軽に味わうことができます。
古今は自宅で消費するだけではなく、贈答品としてもぴったりです。

Close
Secondary Navigation