燻製かまぼこの特徴
かまぼこといえば白く晒された魚肉とプリプリした歯ごたえが魅力ですが、味にひと工夫欲しいという人におすすめなのが燻製かまぼこです。
燻製かまぼこ・スモークかまぼこは日本各地のかまぼこ店から発売されていますが、中でも特に有名なのが熊本天草の貝川(かいがわ)蒲鉾店が作っている燻製かまぼこです。
港町牛深は熊本県随一の漁港があることで有名で、ここで水揚げされたばかりの新鮮な魚を使用して作られているのが貝川蒲鉾店の燻製かまぼこです。
鮮度が高いため、かまぼこに特有の臭みがなく、しかも天草灘の天然園を使用しているので、ふんわりとした甘みと食感を楽しむことができます。
貝川蒲鉾店の燻製かまぼこは燻すのに使用する木材にもこだわっているのが特徴です。
この地方に昔から伝わっている松の木でかまぼこを燻すことによって、独特の香り高い燻製かまぼこができます。
燻製かまぼこは1本(95g入り216円)から購入することができますが、14本入りのギフトセット(2,916円)なども贈答用におすすめです。
燻製かまぼこの由来
貝川蒲鉾店の燻製かまぼこを考案したのは現在の当主の先々代ですが、この当時の製法に忠実に従って、現在でも燻製かまぼこが製造されています。
貝川蒲鉾店にはこの他にもチーズ入り燻製かまぼこやさばのくんせい、かつおの腹身くんせい、くんせい卵などの人気商品があります。
また、人気の鯵かまぼこを燻製にした燻製あじかま(200g 432円)もぜひ一度は食べてみたい逸品です。
貝川蒲鉾店では燻製かまぼこの他に通常の焼きかまぼこも扱っており、こちらも美味しいと評判です。
オーソドックスな焼き蒲鉾(150g 378円)は丸型で、オードブルや鍋物などにも最適です。
この他にも捕れたての新鮮な味をすり身にした柚子胡椒入りアジの焼き蒲鉾やコクのある黒砂糖入りアジの焼き蒲鉾など、他店では見かけられない製品を購入することができます。
無農薬栽培のさつまいもの茎と葉を使用した青汁かまぼこやふわふわ・しっとりした食感が癖になるいかスミ入りアジかまぼこ(4本入り378円)、燻製かまぼこを乾燥させて削り節にしてしまったけんちゃんの削り節だよくんせいはも絶品です。
燻製かまぼこのおいしい食べ方
燻製かまぼこはそのまま酒の肴として食べるのも美味しいのですが、マヨネーズと一味唐辛子を合わせてもまったりとした味を満喫することができます。
おでんやチャーハンの具、汁もののだし、うどんの具などにしても料理の味に深みが出ます。
高タンパクでしかも低カロリーのかまぼこは、ダイエット中の人や健康に気を使う人にもぴったりの食材ですから、週に何回かは食卓に乗せるようにしたいものです。