かまぼこ隊とは
「鬼滅の刃(きめつのやいば)」は、2016年から2020年にかけて週刊少年ジャンプに連載されていた吾峠呼世晴さんの漫画作品です。
2020年には劇場版の「無限列車編」が公開され、アニメ映画としては記録的な400億円を超える興行収入がニュースとなりました。
「無限列車編」では主人公たちからなる「かまぼこ隊」がフォーカスされており、親近感を感じました。
かまぼこ隊というのは、主人公の竈門炭治郎と我妻善逸、嘴平伊之助のトリオのことで、公式名称ではありません。
時には、炭治郎の妹の禰豆子も加えた4人がかまぼこ隊と呼ばれることもあります。
かまぼこ隊という言葉はファンが一部で使っている言葉で、第4巻27話のエピソードに由来しています。
炭治郎に対して伊之助が、「かまぼこ権八郎!!」と間違って呼びかけたことからかまぼこ隊の名前が定着します。
かまぼこ隊の3人はいずれも個性が強く、かまぼことは直接関係がありませんが、何となく親しみの持てる語感で、気に入っています。
舞台化もされた「鬼滅の刃」
「鬼滅の刃」は、2020年1月から2月にかけ、天王洲銀河劇場とAiiA 2.5 Theater Kobeで上演されました。
その後、第二弾として「鬼滅の刃」其ノ弐 絆が、天王洲銀河劇場と梅田芸術劇場メインホール、さらにTACHIKAWA STAGE GARDENで上演されました。
その他、ゲームにもなっているので、漫画やアニメに興味がない人でも手軽に「鬼滅の刃」の世界に触れることができます。
誰がかまぼこ隊と命名したかは不明
誰がかまぼこ隊という名前をつけたのかは、今のところ不明です。
ネットで誰かが使い始め、それがあっという間に広まったというのが本当のところのようです。
「鬼滅の刃」にはかまぼこ隊以外にも、ファンの間で浸透しているあだ名のようなものが存在します。
「サイコロステーキ先輩」がその一つで、登場したと思ったらすぐに敵の鬼である累にサイコロステーキのようにバラバラにされたため、この名前がつきました。
サイコロステーキ先輩は主人公と同じく、最終選抜を突破して鬼殺隊に入隊した一人なので、一般人の中ではかなり強い部類に属しています。
そんな人が一瞬で殺されてしまったのですから、鬼の強さを理解できます。
もう一人、ユニークな名前を付けられたのが「非常食先輩」です。
非常食先輩は183話に出てくる鬼殺隊のモブ剣士で、味方の鬼である愈史郎に「俺を食え!」と言ったことからこの名前がつきました。
非常食先輩の名前は不明ですが、ユニークなネーミングをされたことから、そこそこに有名になっています。
全体的に主人公たちが境地に立たされ続ける漫画だからこそ、こういったユニークなネタが好まれるのかもしれません。