ちくわの磯辺揚げ

ちくわの磯辺揚げの材料は？

ちくわの磯辺揚げとは、ちくわをおもな材料とした天ぷらの一種です。
ポイントとしては衣に海苔を混ぜている点で、海苔が磯辺で採取されることから「磯辺揚げ」という名称がつけられています。
もともと衣に海苔を混ぜた天ぷらを「磯辺揚げ」と呼ぶのですが、ちくわを材料に使ったものが一般的なため、「磯辺揚げ＝ちくわ」のようなイメージにもなっています。

基本となる材料はちくわと海苔（青海苔）、そして天ぷらの衣の材料となる薄力粉、片栗粉、マヨネーズ、油（サラダ油など）、水となります。
さらに好みに合わせて生姜などを混ぜてもOKです。
使用する油の選択も、カロリーを重視するなど好みに合わせて選んでみるとよいでしょう。

ちくわの磯辺揚げの作り方は？

作り方もとても簡単で、薄力粉と片栗粉で衣のベースを作り、そこに青のりを混ぜてちくわを揚げるだけです。
調理方法に関して特別な点はとくになく、普通の天ぷらと同じ感覚で作っても何の問題もありません。
ちくわはそのまま使用してもよいですし、ハサミで切って小さくしたうえで揚げてもおいしくなります。
小さいお子さんや高齢の方など、食べる方が食べやすいサイズに調節してみましょう。

このちくわのサイズに関してはもうひとつ、ちくわを縦に半分に切ったうえで揚げる方法もあります。
ちくわをそのまま一本まるごと上げようとすると、ちくわの穴の中の油が切りにくくなる、衣が仕上がりにくくなるなど、難易度が高くなる面もあるからです。
この点は調理にどれだけこだわるかなど、状況に合わせて判断するとよいでしょう。
ちくわを切る際にも、包丁を使用する必要がなく手早くできるのもちくわの磯辺揚げの魅力として挙げられます。

衣づくりでは薄力粉が大さじ1杯程度に対して片栗粉と青のりが大さじ半分程度にするとバランスがよくなります。
そこにマヨネーズ大さじ半分、水が大さじ1杯＋半分を混ぜてちくわを加えて揚げていくことになります。
火は中火で、衣の色がほどよい加減になったら油を切って完成です。
材料を用意しておけば全体の調理時間は10分程度と、ささっとおいしく作ることができるのも魅力です。

ちょっとした工夫として、衣に生姜を混ぜるのもおすすめです。
生姜の絞り汁を混ぜるだけでも旨味が大幅にアップしますから、ちょっとひと手間を掛けてみてはいかがでしょうか。

天ぷらの衣のカラッとした食感に、海苔の風味が加わるのが磯辺焼きならではの魅力です。
そこにちくわの食感とうまみが加わることで、独特の美味しさに仕上がります。
調理のスキルもそれほど必要ではなく、簡単に作れるので小腹がすいた時などにも作ってみるのもおすすめです。
さらに磯辺焼きでは、ほかにも小アジや牡蠣などを具材に使用したものもあるので試してみるとよいかもしれません。