厄介なネズミ対策

食品加工をする工場の天敵

食品加工をする工場で、もっとも注意しなければいけないのが、害虫の駆除です。
管理体制が整っている日本でも、昆虫類等の有害生物による事故は、なくなっておりません。

特に、昆虫類は短期間で急激に繁殖してしまう静物。
すべてを殲滅できずに、発生源がある限り、すぐに増繁してしまう事があります。
その為に、昆虫類の生態をよく理解した上で、総合的な防虫管理システムを導入し、工場全体で、防虫を意識する事が必要になってきます。

工場では、IPM(Integrated Pest Management)と呼ばれる農業分野で研究、検討されてきた害虫防除を参考に、専門家にお願いして、しっかり対応策をとって頂きました。
私が入社した当初は、品質管理もそこまで徹底しておらず、商品の質も低かったです。
しかし、現在では、中国の期限切れ鶏肉事件などもあり、食品に対する意識が高くなっています。
そのため、この部分はお金をいくらかけてもしっかり行う必要があると考えました。

厄介なネズミ対策

工場では、ゴキブリや、蛾など一般的な害虫よりも、ネズミの被害に悩まされました。
もし、ネズミ対策が不十分だとお考えの方がいらっしゃいましたら、必ずプロに依頼する事をおすすめします。
>>食品製造現場における総合的な防虫管理システム

日本には、30種類弱のネズミが存在していると言われています。
一般的に工場や民家に生息しているのは、ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種と言われています。

ネズミは硬い物をかじる習性があるので、加工前の材料や、加工した食べ物だけでなく、工場の機械や電話の配線などもかじり、電気系設備を故障させたりします。
もちろんバックアップはとっていますが、客注のデーターの入った外付けのハードディスクが故障した時などは、冷や汗が止まりませんでした。
当然故障だけでなく、破損した部分や、状況が悪かった場合には、火災を起こす場合があります。

ネズミの糞や尿は、屋内だけでなく、製品まで汚してしまいます。
ネズミ自体や、ネズミの巣には、吸血性のダニが寄生し、繁殖していると言われております。
大量に発生したイエダニが巣から離れて、工場内に侵入し、従業員がダニに血を吸われてしまうなど、二次被害も十分考えられるのです。

その他にも、中世ヨーロッパで流行ったペストの用に、病原体・寄生虫を媒介し、食中毒の原因にもなります。