胃に優しくさっぱりと食べられるかまぼこ粥
胃が弱っている時などは、あまり重たいものは食べたくないものですので、おいしく粥を食べられる方法を知っておくと助かります。
いろいろな種類の粥がありますが、やはりさっぱりと胃に優しい粥を作って、胃に負担がかからないようにしたいものです。
その点、この「かまぼこ粥」は、とてもさっぱりとしていて負担が少ないものの、滋味深い味わいが特徴となっていますので、しっかりと食べられるのがうれしいところです。
「かまぼこ粥」四人分の材料は次の通りです。
米 2カップ
かまぼこ 1本
ほうれん草 4本
かぶの葉 4本
三つ葉 少々
塩 小さじ2
粥だけを別に作っておくのがポイント
まず、粥の準備から始めるようにしましょう。
米を洗ってザルに取り、30分くらい置いて水を切るようにしましょう。
その後、1リットルより少し多めの水を加えて、炊飯器や土鍋などで炊きます。
この際、日本酒を10㏄くらい加えると香りが出て食欲をそそりますので、好みで足してみるのも良いでしょう。
米を炊いている間に、具の準備を進めていきます。
かまぼこはサイコロ大に切って、三つ葉は3センチほどの長さに切りそろえておきます。
ほうれん草とかぶの葉はお湯でさっと一緒にゆでて、水にさらしたのち水気を切っておきます。
食べやすいサイズに一口大にカットしておき、準備を整えます。
粥が炊けたら、ゆでたほうれん草とかぶの葉、ほうれん草、塩を入れて味を整えつつ混ぜます。
これを一人ずつの器に盛ったら完成です。
この「かまぼこ粥」を作る際には、野菜やかまぼこを一緒に米と加熱しないで別々に作るのがコツです。
そうすることで、まず粥のさっぱりとした味を楽しむことができるようになります。
また、かまぼこは火を通してしまうと、硬くなってしまうという特性を持っていますので、最後に粥と混ぜて温める程度にしておくことで、かまぼこ特有の心地よい感触を楽しめます。
とろみを付けたりして好みの味に合わせることもできる
粥は日本人にとってとてもなじみの深い食べ物ですので、それだけ個人の好みの差も大きいものです。
特に、さらっとした粥が好みだという人もいれば、トロッとした感触の方が好きだという人もいます。
もし、トロリとした感触の粥に仕上げたいのであれば、炊き上がった後に片栗粉を水で溶いたものを混ぜて、とろみを付けるという方法を採ることができるでしょう。
また、さらっとした食感の粥の方が良いというのであれば、米を炊いている時に米を混ぜたりせず、具を入れるときもあまり強くかき混ぜないようにしましょう。
混ぜると米が砕けてとろみがついてしまいますので、なるべく動かさずにさらっと仕上げるのがコツです。
引用サイト>>かまぼこ粥