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工場の様子

クリーンルーム導入

クリーンルーム導入に関しましては問題がありました。
クリーンルーム改装のために、商品を作成できなくなるために、売上が激減してしまう事や、現在、クリーンルームを所有しているのに、新しいクリーンルームに作り変える理由を、従業員や、株主に説明をしなければいけませんでした。
しかし、食品偽装問題や、中国の期限切れ鶏肉事件がニュースでも問題になっている時期だった為、説得がしやすく、理解してくれたのもあり、無事導入に至りました。

クリーンルーム導入のメリット

私たちの工場のように、細菌を含め、異物、虫などの混入が許されない環境で、食品製造を行う際に、品質確保が重要な場合には、クリーンルームは不可欠になります。
また、今回導入した、ニッタ株式会社の微粒子・微生物測定器のおかげで、より効率的に、安全に作業を行う事ができるようになりました。

ニッタ株式会社の微粒子・微生物測定器は、リアルタイムで汚染発生検出できる機器です。
通常、浮遊生菌粒子の判別はとても難しいです。
以前、私たちの工場で使用していたクリーンルームでも検出する事ができましたが、リアルタイムではありませんでした。

そのため、問題があった時には、過去に作成した商品に対しても検品が必要でしたが、リアルタイムで検出する事ができるので、問題が発生した場合に、被害を最小限に抑える事ができます。
また、問題がでた時に、これまでのクリーンルームの場合には、原因を解明し、対処するまでにかなりの手間と、お時間がかかってしまいましたが、リアルタイムで計測できるので、すぐに対処する事が出来ます。

問題が起こった後に、復帰するまでの時間は、生産する事ができません。
その時間が長ければ長いほど、工場へのダメージは大きくなってしまいますので、一秒でも早く復帰したい生産者側としては、とてつもないメリットになります。

もちろん、問題が出なかった時には必要がない場合には、必要のないと思われがちですが、万が一でも、問題があった時には、取り返しのつかないダメージをおってしまうことになり、最悪工場を閉鎖しなければならなくなります。

そのリスクを知っているからこそ、問題が起こった時に対処できるように準備しておく必要があります。
危険を回避するため、不備があった時にも最小限ダメージですませられるように、今回新たに設置したクリーンルームは、とても有意義だったと思います。

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