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修理点検用のドライバー

オイルフェンスについて

ここ数年、年に一回くらいの頻度で、ボイラー室の重油の貯蔵タンクから、重油が漏れ出してしまい、川を汚染してしまうニュースを見かけるようになっています。
ほとんどの工場では、ボイラーは重油を使用していますので、私たちの工場でも、他人事ではありません。
梅雨の季節には、特に注意が必要な部分になりますので、しっかり確認する必要があります。
このページでは、オイルフェンスの点検についてのお話をさせて頂きます。

オイルフェンスの点検

まずは、重油の場所を意識する必要がございます。
地下式の物が増えてきましたが、私たちの工場の用に、地上式のタンクの場合では、毎日の点検が必須になります。
地上式タンクの周りには、コンクリートで出来た壁があります。
これがオイルフェンスというものになります。

コンクリートで出来たオイルフェンスには、雨が降ると水たまりになるようになっています。
貯まった水には、ボウフラがわいてしまう事があります。
ボウフラが発生してしまうと、蚊が増えてします。
蚊は害虫ですので、発生してしまうと不衛生になってしまいます。

その為、地上式タンクを所有している工場の中には、ボウフラが発生する事を嫌い、水を抜くバルブを開けっ放しにしている工場もあります。
しかし、オイルフェンス本来の目的は、重油タンクに傷をつけないように保護したり、給油をする時に、オイルが漏れてしまった時に、重油が外に流れ出さないようにするために設置されています。
バルブを開けっ放しにしておくと、外に重油が漏れ出してしまいます。

オイルフェンスの点検、管理は、しっかり鍵を付けて、毎日、定期的にチェックする必要があります。
雨水を抜くときは、責任者が鍵を開ける現場に必ず立ち会い、水が抜けた事を確認し、必ず鍵をかけた事を確認する必要があります。
責任者以外でも、工場の従業員は、地上式タンクの周りを歩く時に、しっかり鍵が掛かっているか、水がたまっていないかをチェックし、管理する必要があります。

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