「長谷井商店」の瀬戸内レモンかまぼこの特徴とは？
長谷井商店は瀬戸は岡山市のお店で、うす板造りのかまぼこで有名な老舗です。
創業80年以上の歴史を持ち、伝統的な製法を保ちながらも、様々なユニークなアイディアを生かした斬新な商品を送り出しています。
特に、地元の名産品や味の文化を取り入れた商品を作るのが得意で、瀬戸内の魅力をかまぼこを通じて伝えてくれます。
その長谷井商店の商品の中でも人気なのが瀬戸内レモンかまぼこです。
名前からも分かるように、魚のすり身に地元である牛窓産のレモンを混ぜ込んでいます。
ピール、つまりレモンの皮がそのまま入っていますので、レモンの酸味と共に独特のレモンの苦みと風味が生きていますし、見た目にもピールが鮮やかに見えて美しいです。
瀬戸内レモンはしっかりとした酸味が特徴ですが、その酸味に負けないように、コクのある上質の魚のすり身を厳選して使用しています。
そのため、磯の香りと共にさわやかなレモンの香りが感じられ、今までにないかまぼこの世界が生まれています。
このかまぼこは弾力が強めで、噛むとシコシコとしっかりとした歯ごたえがあります。
満足感がありますし、中に入っているレモンの皮をしっかりと噛むことができるので、その皮の味わいも感じられるように工夫されているのです。
「長谷井商店」の瀬戸内レモンかまぼこのこだわりと美味しさの秘密
「長谷井商店」の瀬戸内レモンかまぼこは、職人が丁寧に形を整えています。
これには理由があって、すり身の中に入っているレモンの皮のバランスをまんべんなくするためです。
もしレモンの皮が一か所に固まってしまうと、そこだけ酸味とレモンの風味が強くなってしまいます。
そこで、職人がしっかりとその配分を見極めながら成形していますので、どこを食べてもすり身とレモンの皮のコラボレーションを満喫できるようになっているのです。
伝統的な味付けにこだわっているのも美味しさの秘密です。
昔から伝わるかまぼこの調味料の配分を生かして、コクがありつつも魚の旨みを際立たせることができています。
このように、伝統と新しいアイディアを巧みにブレンドしたかまぼこは、この長谷井商店ならではのものです。
瀬戸内レモンかまぼこはそのままいただいてもおいしいですが、いろいろな食べ方をすることができます。
お店で勧めているのは、オリーブオイルをかけていただくという方法です。
一気にイタリアンの雰囲気となって、滑らかな舌触りとレモンとオリーブオイルの香りの妙を楽しむことができます。
さわやかさの中にも魚のしっかりとした味わいがあって、おつまみにも最高です。
新しいかまぼこの可能性を見せてくれる、実に興味深い商品と言っても過言ではないでしょう。