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クマの形をしたグミ

当工場で行っている見学

わが社では、安心して商品を食べて頂きたい事と、小さいお子様にも、かまぼことちくわに興味をもって頂きたくて、月に二回だけですが、かまぼこと、ちくわの工場見学を開催しています。
比較的、工場の稼働の少ない第一、第三水曜日の、10時から17時まで、かまぼこを作る方法を見学して頂けます。
近隣の幼稚園、保育園、小学校低学年のお子様が、毎月沢山いらっしゃいます。

工場見学では、特に人気なのが、かまぼこ職人による昔ながらの作成方法です。
普段、スーパーなどで並んでいるかまぼこがどのような過程で作られていくのかを実際に見る事ができるので、みなさん、ガラスに顔を近づけて見入っていらっしゃいます。

他にも、かまぼこに関連する小さな歴史博物館なども併設しておりますので、かまぼこについて深く知る事ができます。
参加してくれたお子様に、「かまぼこやちくわって、何からできているか知ってる?」と聞くと、ほとんどの方は答える事ができません。
一番答えが多いのが、「お豆腐」ですね。形も色も似ている部分があるので、間違いやすいのだと思います。

あと、意外に多いのが、「ガム」や、「グミ」ですね。
触感が似ているからでしょうか。
正解の「白身のお魚」という事を伝えると、みなさん驚かれます。

今まで、特に興味もなく食べていた「かまぼこ」が、お魚からできているとしったお子様は、家に帰られてからも、かまぼこだけでなく、魚に興味がでるらしく、お肉しか食べなかったお子様も、お魚が食べられるようになったと、保護者の方からご連絡を頂いた事もあります。
小さなお子様は、好奇心の塊です。
色々な事に興味を持つ年頃ですので、おもちゃだけでなく、特に食に関する事に興味を持って頂くと、それだけで食べ残しが少なくなったりしますので、お時間がある時には、ハンバーグや、餃子を一緒に手作りされると、好き嫌いが無くなるかも知れません。

かまぼこの手作り教室

工場見学された方の中から、ご希望者に、かまぼこの手作り教室に参加して頂いています。
かまぼこを作るために、「包丁」、「すり身」、「かまぼこ板」を一人一個準備しております。
まずは、「かまぼこ技能士」の職人さんに実演して頂き、その後で、実際にかまぼこを作って頂きます。

かまぼこを作る時には、包丁は刃はありません。
小さいお子様でも安心して作成する事ができます。
刃のない包丁で、魚のすり身を練り、粘りを出したり中に入っている空気を抜いたりしていきます。

しっかり練れたら、かまぼこ板に半円になるように載せていきます。
とても難しい作業ですので、ご両親や、担任の先生、弊社スタッフもお手伝いさせて頂きながらの作業になります。
販売できるレベルになるには、平均で5年以上かかると言われていますので、多少形が悪くっても気にしません。

この後、蒸し器にいれ、冷却します。
大体1時間程度かかりますので、その間、かまぼこについてのお話をします。
自分で作ったかまぼこのお話ですからみなさん真剣に、話を聞いてくれます。

最後に、自分で作ったかまぼこをお土産に持って帰って頂きます。
参加できなかったお父さんと一緒に夕食で食べると、みなさん笑顔になってくださいます。

わが社では、このかまぼこ教室を始めて、今年で10年になります。
今後も続けさせて頂きますので、ご興味がございましたら、ご参加ください。

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