かまぼこはダイエット向きな食べ物
かまぼこというと、お正月ぐらいしか食べないという人も意外と多いものです。
日本では非常に古い歴史を持つかまぼこは、白身魚と卵白、塩などを原材料としており、ダイエットにも向いているヘルシーな食品です。
かまぼこ100g当たりのカロリーは95kcalで、小松菜などの緑黄色野菜と合わせて調理すれば満腹感を得られ、しかもカロリーを抑えられるので、健康を維持しながらダイエットをしたい人にぴったりです。
ですから、ハンバーグや焼肉など、洋風の食事を今一度見直して、かまぼこを週に一度程度は食べる習慣をつけるのも悪くありません。
タンパク質豊富で脂質が少ない
タンパク質が豊富で脂質が少ないのもかまぼこの特徴で、ダイエット中でも筋肉をキープしながら体脂肪だけを減らすことができます。
ぷりぷりとした歯ごたえがあるのもかまぼこのメリットで、食べごたえがあるので、「ストレスでついつい食べすぎてしまう」という人にはおすすめです。
魚を食べ過ぎるとプリン体が気になるという人にも、かまぼこはおすすめです。
タラ類やサメ類の魚を原料としているかまぼこは、製造過程で水晒し(さらし)を行いますので、プリン体も洗い出されていきます。
また、かまぼこ100gに含まれる脂質はわずか0.9gですから、無理なく食べて効果的にダイエットをしたい人は、かまぼこ料理のレパートリーを増やすといいでしょう。
かまぼこを使ったダイエット向けのレシピ
かまぼこはそのまま食べても美味しい食品ですが、青菜などと一緒に煮込んでも美味しくいただけます。
ビタミンが豊富な小松菜とかまぼこをだし汁で煮込めば、温かいお惣菜として楽しむことができます。
作り方は非常に簡単で、だしの素とみりん、砂糖、しょうゆを煮立てた鍋に板かまぼこをスライスしたものを入れ、小松菜も加えて全体がしんなりするまで煮込むだけです。
板かまぼこの代わりに野菜入りの厚揚げ風かまぼこを使えば、こってりとした味わいになります。
糖質が気になる人は、ご飯の代わりにオートミールを使ったオートミール板わさどんぶりも試してみましょう。
オートミールは水と合わせて電子レンジにかけるだけなので、鍋を洗う手間が要りません。
水70ccにオートミール40gを加え、電子レンジに1分かけた後、混ぜ合わせてもう1分チンします。
オートミールをどんぶりに入れた上に大葉を乗せ、スライスしたかまぼこを盛り付けたら、醤油とわさびオリーブオイルをかけていただきます。
ダイエット中はオイルが不足しがちなので、オリーブオイルを少量かければ髪やお肌も健やかに保てますし、風味もアップします。
この他に、かまぼことしめじの炒め物や胡麻酢あえなどもヘルシーでおすすめです。
日本に昔からある食品を活用して、上手にダイエットしてみませんか。